「天のシナリオ」の読み方―人知を超えて動く「経済」と「時代」
- 作者: 藤原直哉
- 出版社/メーカー: あうん
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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最近は、人間による予測の限界を感じさせる「不連続の時代」になっており、人知を超えた世界と時代の筋書きを「天のシナリオ」と著者は定義しています。
結局、「天のシナリオ」では、世界戦略といった大きな戦略で動くべきでないこと主張。従来のピラミッド型の縦構造から横構造に変わっていくことを示唆している。日本のたつ基盤として、お家芸と言われた製造業は、もちろんあるが競争の激しい縦構造より、観光と農業に力を入れたほうがいいと予想。
覇権主義に捉われている国々は共倒れするしかない時代となっている。ここに日本の道であると示せるようなものが登場できれば。と
- ヨーロッパとアジアを結ぶユーラシアのはじまり(機軸通貨は、ドルからユーロへ)
- エネルギーは、「戦国時代」の到来を予定して読め(原油に代わる新しいEnergy)
- 日本の政治は「草の根」情報公開を頭にいれて読め(御用達経済へ−共存共栄社会)
- 農業と観光(食料自給率(H13年:米国122%/フランス121%/ドイツ99%/英国61%/日本40%)
日本の向かうところが観光立国か? ピンっとこない。