相対性理論について

今年は、アインシュタイン特殊相対性理論の100周年である。梅田紀伊国屋などに行くと相対性理論関連のコーナーが設けられている。NHKブックスより"相対性理論の矛盾を解く"という本が出ていたので手始めにこれで相対性理論について今一度勉強してみようと読み始めた。まだ、半分ぐらいしか読んでいないが現段階でのコメント。

相対性理論の矛盾を解く (NHKブックス)

相対性理論の矛盾を解く (NHKブックス)

著者の主張が何であるか? まだ掴めていないが、運動物体が収縮して見える(?)という現象が物理的変化でなくて、座標系のスケール(目盛り)が座標によって異なるために生じる現象だとある。(p28) これって、既存の解釈とおなじではないの? 特に新しいことでないと思うし、長さの収縮現象は、物理的変化が生じているという解釈があったことも初耳だ。うーん。また、運動物体中の時間の遅れの実験は、捏造であったという話もあった。本当だろうか?第5章もいまいち、納得いかないところがある。amazonのReviewでも同じ意見の人がいた。とにかく、一通り、読んでみよう。何か発見があるかもしれない。